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Lesson1 作詞と作曲の違い


まだ、作詞・作曲をしたことのない人の場合、
「作詞は難しい」と思っている人もいれば、「作詞は簡単」と思っている人もいるでしょう。
それに対して、「作曲は難しい」と思っている人がほとんどではないでしょうか?

実際には・・・
作詞も作曲も、両方とも簡単で、両方とも難しいです。

簡単にやろうとすれば、作詞も作曲も数分で1曲できてしまいます。
ギターをアドリブで弾くのと同じように、アドリブで作詞ができたり、アドリブで作曲ができたりします。

しかし、こだわればこだわるほど、難しくなっていきます。
思いついた少しのネタを寝かせておき、数ヵ月後にそのネタ(メロディーや詞)を使って曲を作ろうということもあります。
長い場合には1曲、またはその歌詞を作るのに数年かかることもあります。
もちろん、同時進行で他にも曲を作るので、何年もかけて1曲しかできないということはありませんが。

ですので、作詞や作曲は「難しいかどうか」ではなく、こだわりなのです。
もちろん、慣れてくれば、その「こだわり」を表現しやすくなるでしょう。

作詞や作曲は誰にでもできます。
あとは経験を重ねて、「こだわり」や「質」を上げていくだけです。


作詞と作曲の大きな違いは2つです。

作詞は、ほぼ無限にある言葉の中から、自分の気持ちを最もよく表現できる言葉を探すことです。
つまり、大量のものの中から、ベストのものを1つ選び出すのです。

作曲は、限られた音程の中から、いくつかのものを組み合わせて、メロディーなどを作っていくことです。
つまり、ごく限られたものの中から、ベストの組み合わせを作るのです。

数の違いを考えたら正反対ですよね?


もうひとつの違いは順序です。

日本では、ほとんどの場合「メロ先」です。
メロ先(めろせん)とは、メロディーを先に考え、それに詞をのせていく方法です。

つまり、「作曲が先、作詞が後」というパターンが定着しているのです。
もちろん、「作詞が先、作曲が後」でも曲ができますよ。


Lesson2 作曲できる人と作曲できない人の違い


「かっこいいフレーズが思い浮かんだ!」って経験はありませんか?

ギターを適当に弾いていて、「このフレーズかっこいいなぁ」と思うこともあるでしょう。
「ラララ〜」と適当に歌っていて、「何かいいメロディーだなぁ」と思うこともあるでしょう。

フレーズというものは、誰にでも思いつくことがあります。
バンドをやっていない人でも、フレーズが頭に浮かぶことはあるはずです。


ですが、多くの人は作曲ができません。

それは・・・
思いついたものをカタチにすることができないのです。


フレーズが浮かんでも、それをカタチにしなければ、思いついたフレーズを忘れてしまいます。
フレーズが浮かんでから、時間がたつほど忘れていってしまいます。

作曲できる人と作曲できない人の違いは、
忘れる前にカタチにすることができるかどうかだけです。

「かっこいいフレーズが思い浮かんだ!」ってとき、
これをカタチにすることができれば、「作曲ができた」ということになるのです。


カタチにするといっても、難しく考える必要はありません。

曲として完成されたカタチにしなくてもいいのです。
曲として完成させるのは、作曲ではなく、バンドのメンバーのアレンジです。


あなたが、まず最初にすべきことは、思い浮かんだものを記録することです。
記録する方法は、「譜面に書く」、「録音する」の2種類だけです。

何か思い浮かんだら、できるだけ早く記録してください。
記録するのが遅くなれば遅くなるほど、そのフレーズを忘れてしまいやすくなります。

家の場合、コンポで録音できる、MTRを持っているなど、
何らかの方法で録音することは可能でしょう。


では、外出先でいいフレーズが思い浮かんだら?

譜面の読み書きができ、絶対音感のある人の場合、
常にネタ帳などを持ち歩き、思いついたらすぐにネタ帳に書きます。

いくら携帯にメモ機能があるといっても、ネタ帳は必要ですよ。
携帯で、|A1拍半、C1拍半、B半拍、C半拍|A1拍半、E2拍半|・・・などのように書いていたら面倒くさいです。
書いているうちに忘れてしまうこともあるでしょう。
ネタ帳に5本の線を引き、音符を書いていったほうがラクですよ。

ですが、譜面の読み書きができ、絶対音感のあるバンドマンって・・・
何人もいるわけではありません。
10人に1人もいないのではないでしょうか?

やはり録音です。

昔のバンドマンが使っていた方法は・・・
公衆電話を探して、自宅の留守電に「ラララ〜」でフレーズを歌って録音しておくというものでした。

この方法の場合、大きめの声でハッキリと歌わないと、留守電を聞いたときによく聴き取ることができません。
小さな声ではよく聞こえなかったり、音程がわかりにくくなってしまっていたりするのです。
ですから、「大きめの声でハッキリと」です。

電話ボックスじゃない公衆電話の場合は恥ずかしいかもしれませんね。
今では携帯電話にボイスメモ機能がついていますが、大きめの声でハッキリと歌うことを考えると、
電話ボックスから自宅の留守電に「ラララ〜」で録音した方が恥ずかしくないかもしれません。


では、風呂に入っているときに、いいフレーズが思い浮かんだら?

さすがに風呂では録音できませんね。
風呂から出るまで、忘れないように頭の中で歌い続けましょう( ・д・)ノ


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