>ア行
RCA (アール・シーエー)
赤と白の2本が1束になったケーブルのことです。
OUTPUT (アウトプット)
出力を意味します。
出力端子にOUTPUTと書かれていたり、
出力信号レベルのコントロールにOUTPUTと書かれていたりします。
ACTIVE (アクテイブ)
楽器本体の電気回路の種類をあらわす用語です。
楽器本体の裏側をあけてみて、電池を入れるタイプがコレです。
ACTIVE回路では、楽器本体の中で音を増幅させます。
つまり、ACTIVEタイプのギターやベースでは、楽器本体に乾電池を使ったプリアンプが内蔵されています。
また、ACTIVE回路の場合、トーンコントロールなどもできるようになります。
アンプにシールドを差し込むとき、入力端子が「PASSIVE」と「ACTIVE」に区別されていたら、
ACTIVEタイプのギターやベースをアンプに接続する場合には、ACTIVEと書かれたジャックにシールドを差し込みます。
電池がなくなってくると、音が割れてきたり、音が出なくなってきたりします。
そんなときは、楽器本体の電池を交換してみてください。
Acoustic Guitar (アコギ)
アコースティックギターのことを短縮してこう呼びます。
ATTACK (アタック)
弦を弾いた瞬間のことをいいます。
または、弾いた瞬間に発音される倍音の多く混じった音をいいます。
エフェクターなどでは、信号が入力されてからエフェクターがはたらきはじめるまでの時間をいいます。
Up Picking
(アップ・ピッキング)
(アップ・ピッキング)
弦楽器で、弦を下から上に向かって弾くことをいいます。
略してアップと呼ばれます。
これに対して、弦を上から下に向かって弾くことをダウン・ピッキングいいます。
Amplifier (アンプ)
音を増幅させる機材をいいます。
EQ (イー・キュー)
イコライザーのことです。
Equalizer (イコライザー)
音のトーン・明るさをコントロールするエフェクターです。
グラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザーの2種類があり、その違いは見た目ですぐ判断できます。
EQと略されることが多く、そのままイーキューと読みます。
また、グラフィックイコライザーはグライコ、パラメトリックイコライザーはパライコと略されることもあります。
ある特定の周波数付近の音だけをブースト・カット(増幅や減衰)できるので、
アンプに付いているトーンコントロールと同様の効果があります。
ほとんどのイコライザーでは、アンプのトーンコントロールと比べ、より細かく設定できるようになっています。
入り (いり)
出演するバンドやライブハウスのスタッフなど、ライブの関係者がライブハウスの中に入ることをいいます。
入り時間 (いりじかん)
出演するバンドやライブハウスのスタッフなど、ライブの関係者がライブハウスの中に入れるようになる時間のことです。
集合時間というわけではありません。
ライブハウスのスタッフが遅刻をしてきて、予定の時間にライブハウス内に入ることができないこともあります。
けっこう曖昧なので、だいたいの目安と考える人が多いようです。
インディーズ
日本レコード協会に加盟していないレコード会社から発売されているCD、または所属するアーティストをいいます。
メジャーと同じディストリビューターを通して全国のCDショップにならぶため、
メジャーとはレコード会社の規模くらいの違いしかありません。
Information
(インフォメーション)
(インフォメーション)
受付や情報発信という意味で使われます。
電話でのライブ案内やチケット予約の受付などをするインフォメーション担当のスタッフがいるバンドもあります。
Wind Screen
(ウインド・スクリーン)
(ウインド・スクリーン)
歌ったときにマイクに息があたると、ノイズが発生します。
このノイズのことを「吹かれ」や「ポップノイズ」と呼び、それをおさえるのがウインドスクリーンです。
マイクの中にウインド・スクリーンが埋め込まれていることも多く、
また、マイクにかぶせるスポンジのようなものもウインド・スクリーンです。
しかし、ウインドスクリーンをつけると音がこもってしまうという欠点もあります。
Voice Training
(ヴォイス・トレーニング)
(ヴォイス・トレーニング)
ヴォイス・トレーニングとは、息を声に変えるトレーニングです。
まず最初に腹式呼吸を覚えます。
これを正しい方法で身につけずにただ大声を出してしまうと、のどに大きな負担となります。
腹式呼吸を覚えたうえで発声や発音などを訓練していきます。
これは疲れることなく誰よりも大きな声をハッキリと出すようにする練習です。
Vocal Training
(ヴォーカル・トレーニング)
(ヴォーカル・トレーニング)
ヴォーカル・トレーニングとは声を歌に変えるトレーニングです。
まずは音程やリズムを正しくとるための訓練です。
たとえ自分の声やまわりの演奏が聞こえなくても、正確に音程やリズムをとらなければなりません。
そしてその声に「うれしさ」、「悲しさ」、「冷たさ」、強弱などの表情をつけていきます。
Economy Picking
(エコノミー・ピッキング)
(エコノミー・ピッキング)
弦楽器ではダウン・ピッキング(上から下に向かって弦を弾く)とアップ・ピッキング(下から上に向かって弦を弾く)があり、
それを交互にすることをオルタネート・ピッキングといいます。
しかし、ただ単に交互に弾けばいいのではなく
ダウン・ピッキングをすべきところととアップ・ピッキングをすべきところが決まっているのです。
それを無視して自分の楽なように弾くことをエコノミー・ピッキングといいます。
これを略してエコノミーということが多いです。
エコノミーをするとリズムがずれたりバンドでアクセントをつけたい部分がずれてしまいます。
弦楽器のメンバーに対しては、エコノミーをせずに、しっかりとオルタネートで弾くように、最初に注文をつけたいところです。
SE (エス・イー)
実際の演奏ではなく流してもらう音をサウンドエフェクトといい、省略してSE(エスイー)といいます。
ライブの一番最初や途中でCDやMDなどをSEとして流してもらうこともあります。
Effector (エフェクター)
エフェクターとは、電気信号を加工することにより、音を変化させるための機械です。
Effect (エフェクト)
Effectとは効果という意味です。
音を加工するなどして得られた効果をいいます。
エフェクト音といえば、効果のかかった音ですが、
普段、エフェクト効果という言葉も使います。
意味が効果効果って変ですね(・o・;)
EFFECT LEVEL
エフェクト・レベル)
エフェクト・レベル)
エフェクト音の音量をいいます。
MC (エム・シー)
ライブの途中などでおこなわれるトークです。
エレアコ
エレキのアコースティックギターのことをエレアコといいます。
Electric (エレキ)
おなじみのエレキギターのことです。
普通、バンドをやっていてギターといえばエレキギターで通じるのですが、
複数の種類のギターを使い分けるときには、それらと区別する目的でエレキということもあります。
Electric Piano (エレピ)
エレクトリックピアノの略です。
電子ピアノのことです。
Audition Live
(オーディション・ライブ)
(オーディション・ライブ)
ライブハウスに出演するために開催されるライブ形式のオーディションです。
オーディションとは言っても、することは通常のライブと同じで、お客さんを呼んだりノルマがあったりなどします。
オーディション・ライブは一般的にノンジャンルでおこなわれるため、新しいお客さんがつきにくいというデメリットがあります。
オーディションに合格すれば、定期的にライブ出演ができるようになります。
近いジャンルのバンドを集めたイベントなどにも出演できるようになるので、お客さんがつきやすくなります。
OPEN (オープン)
ライブハウスにお客さんが入れるようになることをいいます。
この時間をOPEN時間といいます。
リハーサルが伸びて、チケットに書かれているOPEN時間と、実際のOPEN時間が違うこともよくあります。
Octave (オクターブ)
8度音程のことをいいます。
もとの音程の2倍、4倍、8倍・・・
または2分の1倍、4分の1倍、8分の1倍・・・の高さの音です。
エフェクターで、オクターブといえば、原音のオクターブ音を発音させるエフェクターをいいます。
おにぎり
弦楽器を弾くためのピックで、左の図のような形をしたものをいいます。
トライアングル型とも呼ばれています。
1つの角が、すり減ったとしても、残りの2つの角で弾く事ができます。
Operator (オペレーター)
機械などを操作する人のことです。
ビデオ録画でオペレーターといったら、カメラをまわしてくれる人のことをいいます。
Alternate Picking
(オルタネート・ピッキング)
(オルタネート・ピッキング)
弦楽器ではダウン・ピッキング(上から下に向かって弦を弾く)とアップ・ピッキング(下から上に向かって弦を弾く)があり、
それを交互にすることをオルタネート・ピッキングといいます。
しかし、ただ単に交互に弾けばいいのではなく
ダウン・ピッキングをすべきところととアップ・ピッキングをすべきところが決まっています。
音源
バンドの音楽を聴くことができるモノをいいます。
デモテープ、MDなども音源ですし、製品版のCDなども音源です。
しっかりとレコーディングされていなくても、ライブの演奏を録ったものや、スタジオでの演奏を録ったものも音源です。
ホームページで流している音楽データ、MIDIだけで実際の演奏が入っていないものも音源です。
つまり、どのようなカタチであれ、バンドの音楽が耳で聴くことができるものが音源です。
キーボードやDTMでは、音源とは「音源モジュール」のことをいいます。
音源モジュール
キーボードやDTMなどで出すことができるさまざまな音色が入った機材、または音色プログラムをいいます。
キーボード弾いたものやパソコンで入力したものがそのまま音になるのではなく、
音源モジュールを通して音色が決められ、その音を発音しています。
音源モジュールを短縮して「音源」ということも多いです。
発音させる音やタイミングなどはMIDIデータでやり取りさせるので、MIDI音源と呼ばれることも多いです。
多くのキーボードやパソコンでは音源が内蔵されていますが、外付けすることもできます。
ですから、好きな音の音源だけ別に買ってきて、キーボードとつなげて使うこともできます。
音叉(おんさ)
音叉とは、共振を利用して弦の音程を合わせるための金属棒です。
楽器屋の店員さんはよく音叉を使ってチューニングしていますね。