>サ行
Side Guitar (サイドギター)
ツインギターのうち、おもにコード弾きなどでリズムを担当するギターをいいます。
リードギターとくらべると、演出的には少し地味かもしれません。
初心者の方はよく「リードギターは難しそうだからサイドギターがやりたい」などのようにいいます。
誤解されがちなのですが、サイドギターはリズム側を担当しているぶん、
リードギターよりもしっかりとした音が求められることが多いのです。
3点セット
バスドラム、スネア、ハイハットの3つをまとめて3点セットといいます。
この3つがドラムの基本になっています。
Sampler (サンプラー)
生の音をデジタル録音し、それを加工したり音程をつけたりして、音源として使う機材をいいます。
Sampling (サンプリング)
生の音をデジタル信号化して録音することをいいます。
マイクで録った楽器の音、CDなどの音、自然の音、日常の生活音など、様々な音をサンプリングして利用します。
Shield Cord
(シールド・コード)
(シールド・コード)
Shield Cord とは、楽器とアンプを繋ぐコードです。
略してシールドと呼ばれます。
主に違いは長さと品質です。
シールドの品質は音の品質に非常に大きく影響を与え、実際に出てくる音が全然違ってきます。
ギターやベースを買ったときにオマケでつけてくれるシールドや安く売られているシールドではなく、
できれば良いシールドを使いたいところです。
長さが長いほど音は劣化します。
用途に応じて最も適当な長さのものを何本か用意すると良いでしょう。
シールドの品質は音の品質に非常に大きく影響を与えるので、良いシールドを買った方が良いでしょう。
シールドの管理も大切です。
死に弦
ラウンド・ワウンドの表面が擦れて凹凸が減り、倍音が減ってフラット・ワウンドの音に近づいた状態をいいます。
下手(しもて)
客席からステージを見たときに、ステージの左側のことをいいます。
ツインギターのバンドで、下手側のギターを下手ギターといいます。
順リハ (じゅんリハ)
ライヴやイベントなどに出演する順番どおりにおこなわれるリハーサルです。
おおまかなライヴの流れを見ることができるメリットがあります。
照明表
照明に関する注文などを伝えるための書類です。
真空管
チューブ・アンプの内部に設置され、音を増幅させます。
Single (シングル)
1人という意味です。
バンドの構成の場合では、そのパートのメンバーが1人だけという意味になります。
たとえばギターが1人だけの場合、シングルギターといいます。
「ウチのバンド、ギターはシングルです」といえば、バンドの構成でギターは1人だけという意味になります。
また、ギター本体についてシングルといえばピックアップがシングルコイルであることをいいます。
シングルコイルでは、繊細な音を出すことができます。
Single Delay
(シングル・ディレイ)
(シングル・ディレイ)
ディレイの中でも、音の跳ね返りが1回だけのディレイをいいます。
シンセ
シンセサイザーの略です。
Synthesizer
(シンセサイザー)
(シンセサイザー)
電気的に音を合成する装置をいいます。
スタ
スタッフのことを省略して「スタ」という人もいます。
この省略方法はスタッフやファンでは使われますが、バンドマンが使っているのはほとんど聞いたことがありません。
START (スタート)
ライヴで、一番最初のバンドが演奏を始めることをいいます。
最初のバンドが演奏を始める時間をSTART時間といいます。
リハーサルが伸びて、チケットに書かれているSTART時間と、実際のSTART時間が違うこともよくあります。
Stack (スタック)
アンプなどを積み重ねることをいいます。
パワーアンプとキャビネットを積み重ねたタイプをスタック・タイプ(Stack Type)といい、
これに対して、アンプとスピーカーが一体化したものをビルトイン(Buitl In)といいます。
STAFF (スタッフ)
ある一部の仕事を担当して、バンド活動をサポートする人をいいます。
Staff Pass (スタッフ・パス)
バック・ステージ・パスのうち、バンドやライヴの運営を手伝うスタッフに渡されるものです。
STANDBY (スタンバイ)
準備という意味です。
ライヴ直前などで、「スタンバイお願いします。」といわれたら、「準備してください。」という意味になります。
また、アンプなどにも「STANDBY」というスイッチがあることもあります。
スタンバイの状態のときはアンプから音が出ないようになります。
ライヴ中にギターのチューニングをするときなどによく使われます。
ベースのチューニングではアンプより前の段階で音をPAに送ってしまうことが多いので
「STANDBY」スイッチの意味がないこともあります。
Stick (スティック)
ドラムをたたくための木の棒です。
様々な太さのスティックが売られています。
たたいているうちに折れてしまうことも多いので、予備にかならず2セット(4本)くらいは持っていたいところです。
Strap (ストラップ)
ギターやベースを肩からつりさげるための肩ひものことです。
いろいろなデザインのストラップが売られていますね。
String Cutter
(ストリング・カッター)
(ストリング・カッター)
弦を切るための道具です。
正式名称はニッパーです。
Straight Stand
(ストレート・スタンド)
(ストレート・スタンド)
マイクスタンドで、まっすぐなタイプのものをいいます。
ヴォーカルに多いですね。
Strobo (ストロボ)
閃光電球のことです。
ライヴではチカチカする特殊な照明効果を出すために使われます。
Snare (スネア)
本来スネアとは、太鼓の下側の面に張られている金属の弦のことをいいます。
しかし、一般的にスネアと言ったら「スネア・ドラム」のことを指します。
Snare Drum
(スネア・ドラム)
(スネア・ドラム)
イスに座ったときに正面手前に置かれているドラムです。
スネアとは、太鼓の下側の面に張られている金属の弦のことをいい、それがつけられているドラムなので、スネアドラムです。
ほとんどの場合、スネア・ドラムを短縮して「スネア」と言ってしまいます。
ドラムが自分の楽器といったら、このスネアドラムのことです。
自分の楽器なのですから、もちろん持っていなければなりません。
スタジオでは借りることができますが、ライヴハウスでは貸してくれないところも多いです。
SPEED (スピード)
モジュレーションでS字波を加えるときなどの、S字波の速さをあわらします。
RATE(レイト)と書かれていることもあります。
振動数を大きく(周期を短く)設定すると、音が細かく揺れるようになり、
振動数を小さく(周期を長く)設定すると、音がゆるやかに揺れるようになります。
ステレオ効果
1つの音をエフェクターを通すなどして、少し時間をずらして左右のスピーカーから出力したときに、
ステレオ的な広がりを演出することができます。
これがステレオ効果です。
SPEAKER OUT
(スピーカー・アウト)
(スピーカー・アウト)
スピーカーへ出力することをいいます。
スピーカーキャビネットのインピーダンスがアンプの指定する抵抗値に一致したとき、大きな出力を得る事ができます。
また、複数のスピーカーキャビネットを並べて接続する場合は
合成抵抗値がアンプの指定する抵抗値以下にならないように注意しなくてはなりません。
(並列回路の計算)8Ω+8Ω=4Ω
THRESHOLD
(スレッショルド)
(スレッショルド)
エフェクターなどで、エフェクト効果をかけるか、かけないかの境目となる「しきい値」です。
SEND (センド)
送るという意味です。
アンプなどから外部のエフェクターなどに信号を送るとき、
シールドをアンプのSEND側のジャックにつなぎます。
エフェクターなどを通して返ってきた信号は
アンプのRETURN(リターン)側の端子から受け取ります。
Soft Case (ソフト・ケース)
楽器を持ち運ぶためのケースです。
最近はストラップが2個ついたリュック型が多いようです。
楽器を安全に持ち運ぶためらしいのですが・・・
片方の方だけにかけるショルダー型もあります。
ショルダー型のほうがバンドマンっぽくってかっこいいかも。
SOFT KNEE (ソフト・ニー)
コンプレッサーで、効果のかかりはじめが、なめらかであることを意味します。
これに対して、HARD KNEE(ハード・ニー)では、すぐにコンプレッション効果がかかります。
Solid State
(ソリッド・ステート)
(ソリッド・ステート)
アンプの用語で、音を増幅させる手段をあらわします。
音を増幅させるときに、トランジスタを使った電気回路で音を増幅させるものをソリッド・ステート(Solid State)といいます。
Solid Stateは機械的な増幅なので、温かみを出すことは困難ですが、音を加工しやすいという利点があります。
これに対して真空管を使って音を増幅させるものをチューブ(Tube)といいます。
Tubeアンプでは、あたたかみのある音を出すことができます。
TubeとSolid Stateの両方を使ったタイプも存在します。
Settingr (セッティング)
準備のことです。
バンドでsettingといったら、音を出せるように準備することをいいます。
Center (センター)
ステージの中央という意味でセンターという言葉を使います。
ヴォーカルが何人もいるようなグループの場合、
ステージ中央のヴォーカルをセンターヴォーカルといいます。
また、中心となっているヴォーカルという意味からもセンターヴォーカルといいます。